家を買う踏ん切りがつかない理由とは?4つの対処法を紹介

家を買う踏ん切りがつかない理由とは?4つの対処法を紹介
この記事のポイント
  • 家を買う踏ん切りがつかない理由がわかる
  • 購入を決断するための対処法を知ることができる
  • 自分の不安がどれなのかを理解して対処することで、住宅購入に踏み出せる

家を買おうという気持ちはあっても、いざとなると躊躇してしまう方は多いものです。このように踏ん切りがつかないのはなぜなのか、よくある理由を見てみましょう。

さらに、潔く決断するためにはどうすべきかという対処方法も伝えるので、困っている方は役立ててください。

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家を買う踏ん切りがつかない4つの理由とは?

長い人生において1位2位を争うほどの高い買い物である住宅購入。それゆえ、簡単には決断できず尻込みをしてしまう気持ちはよくわかります。

では、家を買うのになかなか踏ん切りをつけられない理由とは何なのでしょうか。よく見られる4つの理由について解説します。

1. 家を買うタイミングなのかわからない

いつ家を買うのか、タイミングに悩むケースです。人生の中でライフステージはさまざまに変化するため、本当に今が家を買うべきタイミングなのかどうかわからないという方は多いことでしょう。

就職や昇格・結婚・妊娠や出産・子育ての過程など、いろいろなステージがあり、段階に応じてライフスタイルも変わることがあります。

仕事の先行きが不安・今後家族が増えるor減るかもしれないなど、今買って本当に大丈夫か心配だったり、将来どうなるかわからなかったりすることを理由に、購入に踏みきれなくなってしまうようです。

2. ローン返済に対する不安

家を買う際には大金が動くため、住宅ローンを利用するのが一般的です。住宅ローンは借入金のため、その後長年にわたり返済していかなければなりません。金利と呼ばれる利息も上乗せされるため、融資を受けた金額よりも返済総額は増えてしまいます。

収入や生活の面で今の状態が続けば返済に問題がないとしても、10年後や20年後に収入が減っていたり、扶養家族が増えていたり、支出が増えていたりすると、返済が困難になるかもしれません。

このように、ローンをきちんと返済していけるのかという不安を抱える方が多いです。

3. この土地・物件でいいのか判断できない

家探しを始めると、多くの魅力的な物件に出会うことでしょう。仮に「ここがいい!」と思えるAという物件を見つけても、ほかの物件を見ると「本当にAでいいんだろうか」「この部分はAよりこちらのほうが魅力的だ」と迷い始めてしまうことも。

候補が複数でなくても、自分が選んだ土地や物件が本当にベストなのかどうかを判断できず、本当にここでいいのかと不安になってしまうかもしれません。家の良し悪しを判断するには、不動産に関する専門知識も必要です。

また、それなりにいい物件に出会ったのに、「もう少し待てば今よりもっといい土地や物件が出てくるのではないか」と欲が出て先送りするケースも見られます。

しかし、不動産の動向は目まぐるしく、良い物件はすぐに売れてしまうため、先送りした物件に対して「やっぱりあのとき買っておけばよかった」と後悔することがないようにしたいものです。

4. 家族と意見が合わない

家を買いたいと思っても、家族がいる場合、自分の一存では決められません。そもそも家を買うことに意欲的でない家族がいて理解を得られなかったり、希望が食い違ったり、意見が対立したりなど、夫婦間や親子間で意見が合わないという家庭も多いです。

その結果、住宅購入計画が先に進まず、白紙に戻ってしまいます。

住宅購入に踏み出すための4つの対処法を紹介

住宅購入に踏み出すための4つの対処法を紹介

住宅の購入を決断できない主な理由がわかったところで、つづいては、実際に家を買うという一歩を踏み出すにはどうすればいいのか、それぞれの理由に呼応する対処方法を押さえましょう。

1. 自分にとってベストなタイミングを見極める

いつ買うのか悩む方は多いですが、基本的には家が欲しいと思ったときがベストといえます。

住宅購入に踏み出すタイミングとしてよく見られるのは、ライフスタイルに変化が生じる以下のような時期です。そのなかでも、自分に合ったタイミングを見極めることが重要といえます。

結婚・出産

結婚して家庭を持ったときや、妊娠・出産により家族が増えるタイミング。おおむね30代くらいの働き盛りの世代です。

子どもを持たない家庭でも、夫婦の新しい生活の場・終の棲家として家を手に入れたいと考えることもありますし、子どもができると、生活や教育の環境を整えるために家を買う家庭も多く見られます。

ただし、今後またライフスタイルが変わる可能性もあるため、生活に変化が生じやすいこの時期に無理をして購入する必要はありません。

自己資金が貯まった

一般的に、住宅の購入では、頭金(先払いする住宅価格の一部)や諸費用(各種税金や手数料など)が必要になります。そのため、ある程度まとまったお金を準備してから住宅購入に踏み切ろうと考えている方も多いです。

目標金額の貯蓄を達成できたときや、ある程度の資金が準備できたタイミングだと、お金の面で踏ん切りをつけやすいでしょう。

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居住人数の増加

子どもが増えた、両親と同居することになったなど、居住人数が増加することもあるでしょう。

家族が増えて今住んでいる家が手狭になり、もっと広い家に住み替えたいという場合や、小さい子どもや高齢の親が生活しやすい家(バリアフリー・平屋建てなど)を手に入れたいというタイミングが訪れ、家を買おうと決断するパターンも見られます。

ただ広いというだけでなく、部屋数や間取りも、居住人数や家族の状態に合わせたものにすることが重要です。

2. 資金計画を立てる

住宅ローンの返済や家計のやりくりに不安がある場合は、前もってしっかりと資金計画を立てることが重要です。

住宅購入での経済面の目安として、家の価格は年収の5~6倍程度、返済負担率(収入に対する返済額の割合)は25%以内に収めるのが良いとされています。また、頭金を多く用意できれば、借入額が減って返済の負担を減らせます。

収支をきちんと計算し、無理なく家を買えるように計画しましょう。

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家計の見直しも重要

自分の住宅ローン返済能力を知るためには、家計の収支を把握した上で見直しを行い、問題点があれば節約・改善することも重要です。今後ライフスタイルが変わって、出費に変化が生じる可能性もあります。

そこで、無駄遣いをしていないか、削れる部分はないか、将来何にいくらかかるのかなどをチェックし、住宅ローンの返済負担の軽減や貯蓄に向けて策を練りましょう。

3. 家に関する知識を蓄える

「本当にいい土地や物件なのか判断できない」「自分ではいい物件だと思うが、確証が持てず不安がある」など、物件や住宅購入に対して自分の知識不足を感じる方は、不動産関連の本やブログ、動画などを見ながら勉強するとよいでしょう。

ある程度の知識がつくと、良い家かどうかをよりスマートに判断しやすくなるとともに、家族と意見が合わず話し合いをする際にもきちんと説明でき、納得してもらいやすくなります。

ただし、すべてを自己解決するのには限界があるため、状況に応じて不動産会社やハウスメーカーなどのプロの力を借りることも大切です。

失敗談をチェックしておく

実際に住宅を購入した方のなかには、失敗や後悔している方もいます。そこで、同じ過ちを犯さないため、どんなところが問題だったのかというリアルな体験談を知ることも重要です。

家の間取り・家族構成の変化・ローン返済・立地など、失敗の事例を知れば対策もしやすくなるので、下記の記事も参考にしながら慎重に検討してみてください。

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4. 家族全員の理想の暮らしをイメージする

家族と意見が合わない場合、みんなが同意しないと購入に踏み切れません。

そこで、マイホームを手に入れたらそこでどんな暮らしをしたいのか、自分だけでなく家族のことも含めて頭の中でイメージしてみましょう。新しい家で自分や家族のやりたいことができ、笑顔になっている様子を思い浮かべます。

そして、その理想の生活を実現するために必要なことを考えながら、希望や意見のすり合わせをしてみてください。

不安要素に対処して住宅購入に踏み出そう!

家を買う踏ん切りがつかない理由には、タイミングや経済面、良し悪しへの判断力などが挙げられます。いつがベストタイミングなのか、どの家が最適なのかなどは家庭によって異なるため、一概には言えません。

そのため、自分が不安に感じている要素を見極め、対処したり見直しや再考を図ったりすることで、購入に踏み出しやすくなります。理想通りの家に出会い、後悔しないようにマイホームを手に入れていただければ幸いです。

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