北区の住みやすさは?複数路線で都心へのアクセス良好な、自然豊かな子育て世帯に人気のエリア!

北区の住みやすさは?複数路線で都心へのアクセス良好な、自然豊かな子育て世帯に人気のエリア!
この記事のポイント
  • 北区はJR駅が23区最多の10駅あり、都心へのアクセスが極めて便利
  • 数多くの商店街があり、買い物エリアも充実している
  • 待機児童ゼロを達成し、認可保育園100園以上など、保育施設が充実
  • 飛鳥山公園や浮間公園など自然豊かな遊び場が多く、子育て環境が整っている

子育て世帯にとって、住む場所選びは家族の未来に大きな影響を与える重要な決断です。特に都心での子育てには、便利さと安全性、そして充実した子育て支援が欠かせません。そんな中で、北区は子育てしやすい街として注目されています。

北区は、23区最多のJR駅数を誇り都心へのアクセスが抜群でありながら、複数の川が流れ、自然環境も豊かなエリアです。待機児童ゼロを達成し、妊娠から18歳まで切れ目のない支援制度が整っており、多くのファミリー層が安心して暮らせる環境が整っています。

本記事では、北区の子育て環境や行政サービス、住環境について詳しく解説し、ファミリー世帯にとっての魅力を紹介します。

北区子育ての良いところ

  • 交通アクセスが便利:ほぼ全域が駅から徒歩10分圏内で都心への移動がスムーズ
  • 商業施設が充実:歴史ある駅前商店街が多数あるほか、大型ショッピングモールや飲食店も充実
  • 自然と遊び場が点在:飛鳥山公園、浮間公園など特色ある公園が多く、子どもの遊び場に困らない
  • 子育て支援が整っている:待機児童ゼロを達成し、安心して預けられる環境

北区子育ての注意点

  • 駅周辺の混雑:赤羽駅など主要駅は通勤時間帯や週末に混雑することがある
  • エリアによる環境差:赤羽駅東側の繁華街は夜間賑やかで、小さな子どもがいる家庭には不向き
  • 物価の上昇傾向:人気エリアでは家賃や物件価格が上昇傾向にある
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北区ってどういう街?

北区ってどういう街?

北区は、東京都23区の北部に位置するエリアで、面積は20.6平方キロメートルと、23区の中では11番目の広さです。東は荒川区・足立区、南は文京区・北区、西は板橋区、北は埼玉県川口市・戸田市と接しており、都心および埼玉方面へのアクセスに優れた地理的条件を備えています。

2025年10月1日時点の住民基本台帳によると、北区の総人口はおよそ36万7千人。そのうち、0歳から14歳までの子どもは約37,251人を占めており、子育て世帯にとって魅力ある居住地であることがうかがえます。

人口密度は1平方キロメートルあたり約1万8千人を超えており、利便性の高い住宅地として発展しています。特に赤羽駅や王子駅、十条駅周辺などは、交通の結節点としてだけでなく、活気ある商店街や多様な世帯が暮らす街として賑わいを見せています。

区の木は「サクラ」、区の花は「ツツジ」です。区の木「サクラ」は、特に徳川吉宗の時代から桜の名所として知られる「飛鳥山公園」をはじめ、区内各所で親しまれており、地域の歴史と深い関わりがあります。また、区の花「ツツジ」も、公園や道路沿いなどを彩り、身近な自然として区民に愛されています。

また、北区は「子育て」に関する支援や環境整備に力を入れている点も大きな特徴です。飛鳥山公園や音無親水公園など、水と緑豊かな大規模公園も多く、子育て世帯にとって魅力的な環境が整っています。

都心へのアクセスの良さと、歴史ある自然、手厚い子育て支援が共存する北区は、暮らしやすさと活気を兼ね備えた魅力的な都市といえるでしょう。

交通利便性と自然環境が共存する北区の住環境

北区の最大の特徴は、都心へのアクセスの良さと自然環境の共存です。区内にはJR駅が10駅(京浜東北線、埼京線、山手線、宇都宮線、高崎線)あり、これは23区で最多の数字です。さらに東京メトロ南北線5駅、都電荒川線6停留所、埼玉高速鉄道1駅があり、ほぼ全域が駅から徒歩10分圏内という驚異的なアクセス環境を実現しています。

中でも赤羽駅は5路線が乗り入れる一大ターミナルで、新宿まで14分、池袋まで8分、東京駅まで19分、横浜まで45分と、都内外への移動が極めてスムーズです。王子駅はJR・メトロ・都電が接続し、田端駅は山手線内側に位置するため、通勤・通学に非常に便利な立地となっています。

また、北区は荒川と隅田川に囲まれた水辺の街でもあります。河川敷は散歩やサイクリングに最適で、飛鳥山公園は江戸時代から続く桜の名所として親しまれています。浮間公園の広大な池では釣りが楽しめ、清水坂公園の52メートルのローラーすべり台は子どもたちに大人気です。

北区のエリアごとの特色

北区は行政的に赤羽地区、王子地区、滝野川地区の3つに分かれており、それぞれ異なる個性を持つ住環境が広がっています。

赤羽地区は北区最大の商業エリアで、赤羽駅は5路線が乗り入れる交通の要所となっています。駅東側は「赤羽一番街」「OK横丁」など飲食店が密集する賑やかな下町エリアで、イトーヨーカドー、ダイエー、西友など買い物施設も充実しています。

一方、駅西側や赤羽西エリアは落ち着いた住宅街で、バーベキューが楽しめる赤羽自然観察公園などの緑地も多く、ファミリー層に人気です。浮間エリアには浮間公園があり、都心にありながら自然を感じられる環境が整っています。

2025年7月に策定された「赤羽駅周辺地区まちづくり基本計画」では、区内屈指の賑わいの拠点である赤羽駅周辺を中心に、再開発を含めた新しいまちづくりを目指す方針が示されており、ますます活気が増すことでしょう。

王子地区は都市と自然のバランスが取れたエリアです。王子駅周辺は商業施設が並びますが、西側には飛鳥山公園があり、約600本の桜と3つの博物館(飛鳥山博物館、紙の博物館、渋沢栄一記念館)が子どもの学びと遊びの場を提供しています。

音無親水公園では水遊びが楽しめ、旧古河庭園(国の名勝)などの歴史的スポットも点在しています。公園や文化施設へのアクセスが良い西側が、子育て世帯に特に人気です。

滝野川地区は山手線内側の田端エリアを含む文教的雰囲気のある地域です。田端は文士村として知られた歴史を持ち、都心アクセスが良いながら比較的家賃が手頃な穴場エリアとなっています。

西ケ原には旧古河庭園があり、高級住宅地として知られています。滝野川エリアは住宅と歴史的要素が混在し、地域密着型の商店街が活気を保っています。

エリアによって街の雰囲気が大きく異なるため、通勤経路や子育て環境の優先順位に応じて、自分に合った住まいが見つかる多様性が北区の魅力です。

北区の主要駅

北区は、JR線をはじめとする複数の鉄道路線が通る交通の要所であり、区内には都内屈指のターミナル駅である赤羽駅をはじめとした主要駅が点在しています。

赤羽駅は、JR京浜東北線、埼京線、宇都宮線、湘南新宿ライン、高崎線の5路線が乗り入れる北区最大のターミナル駅です。新宿まで14分、池袋まで8分、東京駅まで19分、横浜まで45分と、都内外への抜群のアクセスを誇ります。赤羽アピレ、エキュート赤羽、イトーヨーカドー、ビバホームなど商業施設が充実し、赤羽一番街商店街には約180店舗が軒を連ねています。

駅東側は賑やかな下町エリア、西側は落ち着いた住宅街と、駅を挟んで異なる雰囲気が楽しめます。

王子駅は、JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線(東京さくらトラム)の3路線が接続する交通拠点です。

東京駅まで16分、六本木一丁目まで23分と都心へのアクセスが良好です。最大の魅力は飛鳥山公園への近さで、駅から無料のアスカルゴ(モノレール)で公園まで直行できます。約600本の桜、城型遊具、3つの博物館があり、子どもの遊びと学びが楽しめる環境です。北区役所もこの駅の近くにあります。

田端駅は、JR山手線と京浜東北線が利用でき、山手線内側に位置するため都心へのアクセスに優れています。かつて文士村として多くの文豪が住んだ歴史を持ち、落ち着いた住宅街が広がっています。

大型商業施設は少ないものの、地元密着型の商店街があり、都心アクセスと静かな住環境を両立したい人に向いています。

十条駅は、JR埼京線の駅で、池袋、新宿、渋谷へ直通アクセスできます。最大の特徴は十条銀座商店街で、北区最大の歩行者専用商店街に約180店舗が並び、「総菜天国」と呼ばれるほど安価な惣菜店が充実しています。昭和レトロな下町の雰囲気を残し、地域コミュニティの中心として機能しており、庶民的な暖かさがある街です。

このほかにも、赤羽岩淵駅(メトロ南北線・埼玉高速鉄道)、東十条駅(JR京浜東北線)、上中里駅(JR京浜東北線)、西ケ原駅(メトロ南北線)など、区内各所に複数路線の駅が点在しており、どのエリアに住んでも移動の自由度が高い点が北区の大きな魅力です。

北区の子育て支援事情

北区の子育て支援事情

北区では、妊娠期から出産、そして育児期までを一貫して支援する体制が整えられています。国の制度や東京都が実施する取り組みに加えて、区独自の支援も充実しており、子育て家庭が安心して暮らせる環境づくりが進められています。

とくに区独自の支援制度では、妊娠・出産時の手厚い給付金、18歳まで医療費完全無料、産後ケア事業の充実、家事・育児支援ヘルパーなど、実生活に即した支援がそろっているのが特徴です。

ここでは、北区の主な支援制度の概要を表でご紹介します。

制度名内容対象年齢・条件など
妊婦のための
支援給付
妊婦面接時に5万円、
赤ちゃん訪問時にさらに5万円の
計10万円を現金給付
2025年4月以降に
妊娠した北区民
子ども医療費助成医療費の自己負担分を全額助成
(所得制限なし)
0歳から18歳まで
(高校卒業まで)
一時預かり保育保育園で一時的に子どもを預かる
(基本料金4時間2,000円)
8ヶ月~就学前
乳幼児
ショートステイ
区内の乳児院で宿泊を伴う
一時預かり(1泊2日5,000円)
生後43日~2歳未満
子ども
ショートステイ
区内の児童養護施設で宿泊を伴う
一時預かり(1泊2日6,000円)
2歳~18歳未満
産後ケア事業宿泊型・日帰り型・訪問型で
助産師による母子ケアを提供
出産後おおむね1年未満
安心ママパパ
ヘルパー事業
家事・育児支援ヘルパーの派遣
(最初の2時間無料、
以降1,000円/時間)
妊娠1ヶ月前~
子どもの3歳誕生日まで
きたハピモバイルスマホから目的別年齢別に
子育て支援情報を確認できる
無料アプリ。
北区で子育てをする世帯
放課後子ども総合プラン
『わくわく☆ひろば』
平日の放課後や土曜日、
夏休みなどの長期休業期間中に
小学校を会場に子どもたちを
預かる、いわゆる学童保育。
北区内の小学生

妊娠から出産まで伴走型相談支援と経済的給付

北区では、妊娠期から出産後までを切れ目なく支援するため、「妊娠期から出産・子育ての伴走型相談支援と経済的給付」を実施しています。

2025年4月以降に妊娠した北区民を対象に、妊婦面接時に5万円、赤ちゃん訪問時にさらに5万円の計10万円が現金で給付されます。面接から支払いまで1~1.5ヶ月程度で処理され、妊婦本人の口座に振り込まれます。

妊婦面接では、助産師や保健師が妊娠中の不安や心配事について相談に応じ、妊娠期の体調管理や生活習慣についてのアドバイスも受けることができます。面接は区内の保健所や子ども家庭支援センターで行われ、来所が難しい場合にはオンラインでの相談も可能です。

また、妊婦健診費用についても、里帰り出産などで北区の契約外医療機関を利用した場合の助成制度があり、低所得世帯向けには初回産科受診料の助成も用意されています。

妊娠届出時には母子健康手帳の交付を受けられるとともに、北区内で利用できる妊娠・育児支援制度の案内も受けることができ、子育てに向けた準備を早い段階から進めやすい環境が整えられています。

親同士で学び合う「ノーバディズ・パーフェクト・プログラム」

北区では、子育ての悩みを抱える保護者を支援するため、「ノーバディズ・パーフェクト・プログラム(NPプログラム)」を無料で開催しています。

NPプログラムは、カナダで開発された子育て支援プログラムで、「完璧な親などいない」という考え方に基づき、参加した親たちが子育ての悩みや関心ごとをグループで話し合い、互いに学び合う講座です。

北区では毎年約300人の保護者がこのプログラムを受講しており、この取り組みに力を入れています。講座は専門のファシリテーターが進行し、参加者同士が安心して本音を話せる環境が整えられています。

0歳から就学前の子どもを持つ保護者が対象で、講座は全6回のシリーズで構成されています。子育ての孤独感を解消し、同じ悩みを持つ仲間と出会えることも、この講座の大きな魅力です。

参加希望者は、北区の子育て応援サイト「きたハピ」や区報で開催情報を確認し、申し込むことができます。子育てに不安を感じている方、同世代の親と交流したい方にとって、心強いサポートとなるでしょう。

産後ケアと家事・育児支援の充実

北区では、出産後の母親が心身の負担を軽減し、安心して育児を続けられるよう、「産後ケア事業」と「安心ママパパヘルパー事業」を実施しています。

産後ケア事業は、2025年4月から訪問型も追加され、宿泊型、日帰り型、訪問型の3タイプから選べるようになりました。助産師や専門スタッフによるサポートを通じて、産後の体調管理や育児に関する相談、休息の機会を提供しています。

宿泊型は最大3泊4日で自己負担3,300円/日、日帰り型は最大6日で自己負担2,500円/日、訪問型は最大3回で自己負担1,000円/回となっており、非課税・生活保護世帯は無料で利用できます。母体ケア、授乳指導、育児相談など総合的なサポートが受けられます。

安心ママパパヘルパー事業は、出産1ヶ月前から子どもの3歳誕生日まで利用できる家事・育児支援サービスです。ベビーシッターと産後ドゥーラが選べ、各サービス種別で最初の2時間は無料、それ以降も課税世帯で1,000円/時間と利用しやすい価格設定となっています。

食事作り、洗濯、掃除、買い物などの家事支援と、育児相談、授乳補助、沐浴補助などの育児支援が受けられ、出産後の慌ただしい時期を乗り越える強い味方となっています。

北区の学校紹介

北区の学校紹介

北区は、東京23区内でも教育環境の整備が進んでいる地域のひとつです。区内には区立小学校が32校、区立中学校が11校、義務教育学校が1校設置されており、地域に密着した教育体制が築かれています。

また、私立学校や多様な保育施設も各地に点在しており、保護者のライフスタイルや教育方針に応じた選択肢が豊富にそろっている点も魅力です。

ここでは、保育園・幼稚園の状況から、進学実績、私立校の特色まで、北区における教育環境の特徴を見ていきましょう。

保育園・幼稚園・認定こども園の状況

北区では、認可保育所、認定こども園、幼稚園、地域型保育事業(小規模保育・家庭的保育・事業所内保育など)といった多様な保育・幼児教育施設が区内に整備されています。

認可保育園は100園以上あり、これは北区の子育て世帯の多さを反映した数字です。認定こども園は3園(公立2園、私立1園)、私立幼稚園は22園(新制度園5園、私学助成園17園)となっています。

最も注目すべきは、北区が2023年度に待機児童数ゼロを達成したことです。2024年度も「おおむね解消」という状況を維持しており、2019年には119人の待機児童がいたことを考えると、5年間で大幅に改善したことになります。

一部の人気施設には応募が集中するものの、全体としては保育園に入れないという問題はほぼ解決されています。これにより、共働き家庭が安心して北区での子育てを選択できる環境が整っています。

また、万一希望する園に入れなかった場合はベビーシッター利用支援事業もあるため、子供を預けて働くことが可能です。

区では公式に北区保育施設マップを公開しており、区内認可保育施設の地理的な分布を確認できるようになっています。入園申込にあたっては、認可保育所・認定こども園・地域型保育など複数の施設形態に申し込める制度枠が設定されており、保護者の希望・状況に応じた選択が可能です。

小中学校の教育環境と進学状況

北区には、区立小学校が32校、区立中学校が11校、小中一貫の義務教育学校が1校設置されており、地域ごとの通学区域に基づいて、子どもたちが安心して通える環境が整っています。

各校では、基礎学力の定着を図るとともに、主体的・対話的な学びを重視した授業や、地域との連携を活かした特色ある教育活動が展開されています。

また、私立中学校の受験率も一定の水準にあります。2024年の調査によると、北区の私立中学受験率は27.1%となっており、約4人に1人が私立中学を受験しています。

これは東京都内平均の23.7%より高く、教育熱心な家庭が一定数存在する地域であることを示しています。

北区では学校選択制度や進学に関する情報提供が行われており、子どもたち一人ひとりの適性や希望に応じた進路選択が可能です。公立・私立のいずれに進む場合でも、多様な選択肢と支援が用意されているのが、北区の大きな魅力と言えるでしょう。

主要な教育機関

北区内には多くの私立学校があり、進学先として選ばれることが多いです。

区内の主要私立中学校には、順天中学校、女子聖学院中学校、聖学院中学校、桜丘中学校、駿台学園中学校、東京成徳大学中学校、成立学園中学校、武蔵野中学校などがあり、共学・男子校・女子校、キリスト教系など多様な選択肢があります。

特に聖学院中学校・高等学校は、キリスト教精神に基づく男子校として知られ、「Only One for Others」を教育理念に掲げ、他者のために生きる力を育てています。

また、女子の関東御三家として名門で知られる女子聖学院中学校・高等学校は、女子のキリスト教教育を行う伝統校で、グローバルな視野を持った人材育成に力を入れています。

順天中学校・高等学校は、「英知をもって国際社会で活躍できる人間を育成する」ことを目標に、国際教育に力を入れています。桜丘中学校・高等学校は、「自立した個人の育成」を重視し、自由な校風の中で個性を伸ばす教育を行っています。

また、滝野川エリアには東京国際フランス学園(École Internationale Franco-Japonaise)も2013年から開校しており、国際教育を希望する家庭にも対応しています。

これらの学校以外にも、北区は教育研究の中心地としての側面も持ち合わせており、多くの優秀な学生や研究者が集まる学術環境が整っています。地域全体の学びの質を支える重要な役割を果たしています。

北区は子どもにとって住みやすい街か?

北区は子どもにとって住みやすい街か?

北区は、都心へのアクセスが便利でありながら、荒川や隅田川に囲まれた自然豊かなエリアです。子育て世代にとって、利便性と居住環境が共存しており、特に子どもを育てるための環境が整っています。

まず、区内には飛鳥山公園、浮間公園、清水坂公園など、特色ある公園が多数点在しており、子どもたちが自然と触れ合いながら遊ぶことができます。また、駅近の便利な立地にありながらも、住宅街には静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。そのため、子どもを育てる環境として安心感があり、周囲のサポートも充実しています。

さらに、北区は教育機関も多く、区内の学校がしっかりと整備されており、学びの環境としても評価が高いです。子育て支援にも力を入れており、子ども家庭支援センターや地域の子育てサロンなど、保護者と子どもが安心して生活できるサポート体制が整っています。

待機児童ゼロを達成し、18歳まで医療費無料など、行政の手厚い支援も北区の大きな魅力です。総じて、北区は利便性と静かで安全な住環境を兼ね備え、子育て世代にとって非常に住みやすい街と言えるでしょう。

北区の待機児童

北区は待機児童対策で大きな成果を上げており、2023年度に待機児童数ゼロを達成しました。2024年度も「おおむね解消」という状況を維持しています。2025年度も同様に、待機児童数に対し、ほぼカバーできている状態です。

2019年には119人の待機児童がいたことを考えると、わずか5年間で大幅に改善したことになります。これは、認可保育園100園以上の整備、小規模保育事業の拡充、保育士の待遇改善など、区が総合的な対策を進めてきた成果です。

区内では認可保育所をはじめ、認定こども園や小規模保育所など、多様な選択肢が提供されているため、働く親にとっても非常に便利です。一部の人気施設には応募が集中するものの、全体としては保育園に入れないという問題はほぼ解決されています。

これにより、北区は子育て支援が整ったエリアとして、多くの子育て世帯にとって魅力的な場所となっています。

公園やお出かけスポット|子どもが遊ぶ環境

北区には、子どもたちが自然やスポーツを通じてのびのび遊べるスポットが充実しています。

飛鳥山公園(王子1-1-3)は、江戸時代の将軍徳川吉宗が整備した歴史ある公園として知られています。

約600本の桜が植えられた都内屈指の花見スポットで、春には多くの家族連れで賑わいます。城型の大型遊具、噴水、D51蒸気機関車と都電の実物展示があり、子どもたちに大人気です。

園内には飛鳥山博物館、紙の博物館、渋沢栄一記念館の3つの博物館があり、歴史や産業を学ぶこともできます。駅から無料のアスカルゴ(モノレール)で公園まで直行できる点も便利です。

清水坂公園(十条仲原4-2-1)は、全長52メートルのローラーすべり台がこの地域で最長を誇り、子どもたちに大人気です。

10メートルの高低差を利用した150メートルの水流もあり、夏は水遊び施設として多くの家族連れが訪れます。自然ふれあい情報館にはトンボ池があり、68種360本の樹木が植えられた緑豊かな環境で、都市の中で自然を感じることができます。

浮間公園(浮間2丁目・板橋区舟渡2丁目)は、公園面積の40%を占める浮間池が特徴で、釣りが楽しめるほか、冬には渡り鳥のカモ類が飛来する自然観察スポットとなっています。

夏はプール型の水遊び場があり、スポーツ施設も整備されており、家族で一日中楽しめる公園です。

赤羽自然観察公園は、元自衛隊十条基地の跡地を利用した「自然とのふれあい」をテーマにした公園で、湿地帯、自然保護区域、多目的広場、炊事施設、天然湧水の保全エリアなどがあり、都市の中の貴重な自然体験スポットとなっています。

音無親水公園は、旧音無川(石神井川)の流れを利用した水遊び施設で、歴史的景観も楽しめる人気スポットです。中央公園は64,000㎡の広さに野球場、テニスコート(夜間照明付き)、サイクリングコース(607m)、夏季プール、文化センターを備えた総合的なスポーツ・レジャー施設となっています。

区内にはじゃぶじゃぶ池(水遊び場)が13ヶ所あり、夏場は子どもたちの格好の遊び場となっています。

地域に根ざした21の児童館が子どもの居場所に

北区の児童館は、0~18歳の児童とその保護者が利用できる施設として、地域に根ざした運営を行い、安心して遊べる環境や学びの場を提供しています。

区内には21の児童館があり、プレイルーム、工作室、図書室、卓球・ダンスなどのクラブ活動、乳幼児クラス、親子交流スペースなどが整備されています。施設名は「児童館」「子どもセンター」「ティーンズセンター」「児童室」など様々ですが、いずれも地域の子どもの居場所として機能しています。

主な施設には、八幡山子どもセンター、王子東児童館、滝野川東児童館、栄町子どもセンター、十条台子どもセンター、西ケ原子どもセンター、浮間子ども・ティーンズセンターなどがあります。

児童館では、季節ごとのイベントやワークショップ、親子で参加できる交流プログラムなど、多彩な活動が実施されています。育児相談や子育て支援サービスも充実しており、保護者にとっても心強いサポート体制が整っています。

また、児童館は地域コミュニティの拠点としても機能し、子ども同士の交流や地域住民との連携を促進する場としても重要な役割を果たしています。

親子で楽しめる季節ごとのイベントも開催

北区では、親子で楽しめる季節ごとのイベントが数多く開催されています。

春には「浮間さくら草祭り」(4月)や飛鳥山公園の桜祭りがあり、約600本の桜の下で家族でお花見を楽しむことができます。

夏には「親子で学ぼう!エコエコツアー」(8月)として、リサイクル施設見学などの環境学習イベントが開催されます。各児童館でも夏祭りが実施され、地域の子どもたちが集まって楽しい時間を過ごせます。

通年では、親子コンサート・演劇公演、スポーツイベント、工作活動、図書館でのおはなし会などが実施されています。子ども家庭支援センターでは「あそびのひろば」として月例の誕生日会(輝きバースデー)や親子体操なども行われています。

これらのイベントは、地域の文化や自然を感じながら、家族での交流を深める貴重な機会となっています。

病院

北区には、小児科診療を行うクリニック・病院が71~81ヶ所あり、発熱や発疹などの急な症状にも自宅近くで受診しやすい環境が整っています。

一方で、重篤な疾患や救急時に対応できる総合病院も複数あり、特に東京北医療センター(赤羽台4-17-56)は北区を代表する総合病院として、365日24時間体制の小児科救急を実施しています。小児科医が常駐しているため、深夜や休日でも専門医の診察が受けられる点が大きな安心材料です。

他にも、赤羽中央総合病院、白報会王子病院(救急対応)、明理会中央総合病院(24時間救急)、西ケ原病院(24時間救急)など、20床以上の病院が10施設以上あり、総合病院の選択肢は豊富です。

さらに、北区では北区子ども夜間救急事業として、東京北医療センターで月曜~土曜の20:00~23:00(受付22:45まで)に15歳以下の急病児を診察しています。休日昼間については北区休日応急診療所が内科・小児科の救急診療を提供しています。

24時間医療情報サービスとして、東京都の「ひまわりテレホンサービス」(03-5272-0303、24時間365日)があり、病院の案内や医療相談ができます。2024年4月からは国の統一システム「医療情報ネット(ナビイ)」が稼働し、オンラインで診療科・時間・サービス・場所から医療機関を検索できます。

北区の治安は良好、ただし日常的な防犯意識が重要

北区の治安は良好、ただし日常的な防犯意識が重要

治安は住環境を決める重要な要素ですが、北区は23区の中で中程度の安全性を保っています。

2024年(令和6年)の刑法犯認知件数は2,276件で、23区中16位(順位が低いほど犯罪が少なく安全)となっています。最も犯罪が少ない文京区(1,194件)や最も多い新宿区(6,025件)と比べると、北区は中間的な位置にあります。

犯罪の内訳を見ると、全2,276件のうち非侵入窃盗が1,446件(63.5%)と圧倒的多数を占めており、その中でも自転車盗が698件と最大のカテゴリーとなっています。次いで万引き214件、車上ねらい52件などが続きます。つまり北区の犯罪の大半は自転車盗や万引きなどの軽微な窃盗であり、凶悪犯罪は限定的です。

凶悪犯は16件(強盗6件など)、粗暴犯は173件(暴行101件、傷害55件など)、侵入窃盗は47件(空き巣16件など)、詐欺は254件(特殊詐欺を含む)となっています。粗暴犯も全体の7.6%に過ぎず、重大な暴力犯罪のリスクは低い状況です。

エリア別では、赤羽駅東側の繁華街エリアで自転車盗などの軽犯罪がやや多く、田端エリアも自転車盗が目立ちますが、いずれも暴力犯罪ではなく財産犯が中心です。住宅街エリアや駅から離れた家族向け地域は総じて安全性が高いと言えます。

防犯対策の取り組みも多岐にわたります。最も特徴的なのは365日24時間体制の地域安全・安心パトロールで、青色回転灯を装備した警備員が通年でパトロールを実施しています。不審者・不審物の発見、保育施設・公共施設の安全確認、ひったくりや振り込め詐欺防止の車載スピーカーによる啓発活動などを行っています。

防犯設備設置補助金も充実しており、町会には防犯カメラ設置費用の5/6補助、商店街には2/3補助が支給されます。2025年からは個人住宅向けの防犯機器購入補助も開始され、防犯カメラ、センサー、強化錠、窓フィルムなどの購入・設置費用が助成されます。

子ども向け安全対策として、全小学生への防犯ブザー配布、子ども向け防犯教育・不審者対応訓練が行われています。

総合的に見れば、北区は東京23区の中で「普通~やや安全」なレベルにあり、凶悪犯罪は少なく、自転車盗などの軽犯罪が主体という構造です。駅周辺の繁華街エリアを避け、住宅街を選べば子育て世帯にとって十分安全な環境と言えるでしょう。

北区の中で住みやすい駅とは

北区の中で住みやすい駅とは

北区には多数の駅がありますが、子育て世帯に特におすすめなのは赤羽駅、王子駅、十条駅の3つです。

交通利便性、買い物環境、教育・子育て支援、公園アクセスなどを総合的に評価しました。

赤羽駅 – 5路線乗り入れの一大ターミナル

赤羽駅は、JR京浜東北線、埼京線、宇都宮線、湘南新宿ライン、高崎線の5路線が乗り入れる北区最大のターミナル駅です。東京駅まで19分、新宿まで14分、池袋まで8分、横浜まで45分と、都心部・埼玉・神奈川方面への抜群のアクセスを誇ります。

駅ビル「APIRE」、エキュート赤羽、イトーヨーカドー、ビバホーム、赤羽一番街商店街など買い物施設が充実しており、日常の買い物から大型商品まで全て駅周辺で揃います。フィリピン食材店などもある多様な商業環境が整っています。

駅東側は赤羽一番街やOK横丁など飲食店密集エリアで賑やかですが、西側や赤羽西エリアは落ち着いた住宅街となっており、荒川河川敷へのアクセスも良好です。平均家賃も都心部より手頃なので、子育て世帯には駅西側の住宅エリアがおすすめです。

毎年4月の「赤羽馬鹿祭り」など地域イベントも盛んで、コミュニティ意識の高い下町的雰囲気があります。埼玉と都心を行き来する共働き家族にとって理想的な立地と言えます。

王子駅 – 飛鳥山公園に隣接する文化的エリア

王子駅は、JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線(東京さくらトラム)の3路線が接続する交通拠点です。東京駅まで16分、六本木一丁目まで23分、麻布十番まで25分と都心部へのアクセスが良好です。

飛鳥山公園のほか、王子神社(樹齢600年のイチョウがある東京十社の一つ)、音無親水公園、旧古河庭園など歴史的・文化的スポットも徒歩圏内にあります。北区役所もこの駅が最寄りになるため、行政手続きにも便利です。

駅周辺には東武ストア、サミットなどのスーパーマーケットがあり、日常の買い物も便利です。歴史的に高級住宅地だったエリアで、現在も家族向けの落ち着いた雰囲気を保っています。緑と文化、そして都心アクセスのバランスを求める子育て世帯に最適です。

十条駅 – 昭和レトロな商店街と庶民的な暮らし

十条駅は、JR埼京線の駅で、池袋、新宿、渋谷へ直通アクセスできます。最大の特徴は十条銀座商店街で、北区最大の歩行者専用商店街に約180の店舗が並び、「総菜天国」と呼ばれるほど安価な惣菜店が充実しています。

昭和レトロな下町の雰囲気を残し、地域コミュニティの中心として機能しています。多数の居酒屋や飲食店もあり、庶民的な暖かさがある街です。住宅価格・家賃は都心部より手頃で、再開発が進行中のため将来的な価値上昇も期待できます。

家族の日常的な買い物が商店街で徒歩圏内に完結し、予算を抑えながら子育てしたい世帯にとって理想的な環境です。地域の祭りやイベントも多く、コミュニティ志向の強い家庭に向いています。

3駅を比較すると、交通利便性と商業施設を重視するなら赤羽、公園・博物館など文化的環境を重視するなら王子、伝統的な下町コミュニティと低コストを重視するなら十条という選択になります。

北区の物件相場

北区の物件相場

北区の不動産相場は都心部と比べて手頃な水準にあり、子育て世帯にとって経済的にアクセスしやすいエリアと言えます。

都心の利便性を享受しながらも、港区、千代田区、中央区などと比べれば2/3~半額程度の水準であり、同じ予算でより広い住空間を確保できる点が大きな魅力です。

区内には学校や医療機関、図書館、公園などの公共施設も充実しており、単身世帯からファミリー層まで、さまざまなライフスタイルに対応できる住環境が整っています。

将来的な資産価値や生活利便性を考慮しながら、自分に合ったエリアや物件タイプを見極めることが重要です。

一戸建ての平均相場

2025年時点における北区の一戸建て(中古)の平均価格は約8,110万円で平米単価は76.9万円です。

北区の不動産は、築年数が経過している物件でも、立地や土地の希少性によっては資産価値が維持されやすい傾向が見られます。リセールバリューを意識した物件選びが、長期的な資産形成に繋がる可能性もあります。

また、東十条などの再開発によって宅地化した場所では、新築の建売や築浅の物件も多いため、将来的な資産価値とバランスをみながら物件取得を進めるのがおすすめです。

アドキャストで取り扱っている北区内の一戸建て価格帯は5,500万〜13,000万円、平米単価は70万〜150万円。土地価格は4,000万~10,000万円、平米単価は66万〜120万円と幅広い設定になっています。

※土地・一戸建てのいずれも、収益用か居住用かによって価格の傾向は異なります。

中古マンションの平均相場

2025年時点における北区の中古マンションの平均価格は、ファミリータイプ(70~75㎡)で約6,860万円、平米単価は76万円です。

また、北区のマンションは築年数が経過していても、管理状態の良い物件であれば一定の資産価値を保つケースが多くあります。とくに駅からの距離が短い物件や、共用設備が充実しているマンションは、高い評価を得やすい傾向にあります。

1970年代のマンションも高額で取引されていることから、単純な築年数以外の付加価値もしっかりと判断した上で購入を決めるのがおすすめです。

アドキャストが取り扱う北区の中古マンションの価格帯は5,500万〜8,000万円、平米単価は86万〜300万円。築年数や設備、立地条件によって価格は大きく異なります。

※中古マンションについても、収益用と居住用では価格帯に大きな差がある点に留意が必要です。

利便性と多様性が調和する「北区」という選択

利便性と多様性が調和する「北区」という選択

北区は、JR駅が23区最多の10駅という交通利便性に加え、荒川や隅田川に囲まれた自然環境が豊かで、手厚い子育て支援を兼ね備えたエリアです。治安も安定しており、飛鳥山公園や浮間公園など子どもの遊び場も充実しています。

古き良き伝統や懐かしさ、人の温もりを感じさせる下町の風情と商店街もあり、安定した地域のコミュニティも魅力のひとつといえるでしょう。

さらに、不動産市場においても都心部より手頃な価格で広い住空間が確保できるため、長期的な居住にも適したエリアと言えるでしょう。

赤羽・王子・十条など、エリアごとに異なる魅力を持つ北区は、共働き子育て世帯にとって理想的な住環境を提供しています。

アドキャストでは、北区内の一般公開されていない未公開物件も多数ご紹介しています。下記リンクから会員登録をしていただくと、アドキャスト限定の物件情報をご覧いただけます。ぜひ、理想の暮らし探しにお役立てください。

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