子育て支援が手厚い東京は本当に住みやすい?埼玉・神奈川・千葉と比較!

子育て支援が手厚い東京は本当に住みやすい?埼玉・神奈川・千葉と比較!
この記事のポイント
  • 東京都は赤ちゃんファースト、神奈川県はかながわ子育て応援パスポートなど、子育て支援が充実している
  • 東京都の家賃(3部屋)の目安は10万3,090円
  • 23区内では、港区・足立区・江戸川区が比較的子育てしやすい

子どもを育てる家庭にとって、育児環境は重要なもの。外的な環境が整っているかどうかはもちろん、育児にはお金がかかるため、経済的な支援もあると非常に助かります。

しかし、支援の実情には地域差があるのも事実。「東京は子育て支援が手厚い」といわれることもありますが、本当に東京で子育てをするのが正解なのか、それとも他県に移り住んだほうがいいのか、悩んでいる方もいるかもしれません。

そこで、東京都および隣接する三県での子育て支援の状況について詳しく解説します。手厚い支援があるところで子どもを育てたいという方は、ぜひ参考にしてください。

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東京・神奈川・埼玉・千葉の子育て支援を比較

ここから早速、東京とその周辺、一都三県の子育て支援環境について見ていきましょう。

東京都

東京都の子育て支援制度として、「赤ちゃんファースト」と「018サポート」という2つの例を紹介します。

引用元
子育て支援|東京都福祉局

東京都出産・子育て応援事業 ~赤ちゃんファースト~

東京都では、「東京都出産・子育て応援事業~赤ちゃんファースト~」という制度が導入されています。

妊娠中に面接を受けた妊婦を対象にした「育児パッケージ」(給付額1万円)や、子どもの出生後に受け取れる「赤ちゃんファーストギフト」(給付額10万円相当)、1歳・2歳前後の第1子を持つ家庭に対する「バースデーサポート」(給付額6万円)といった支援内容です。

引用元
東京都出産・子育て応援事業 ~赤ちゃんファースト~|東京都福祉局

018(ゼロイチハチ)サポート

「018(ゼロイチハチ)サポート」は、都内在住の0歳から18歳までの子どもに、一人あたり月額5,000円、年間最大6万円を支給する制度です。

年に3回、4ヶ月分ずつを受け取る方式で、新しく子どもが誕生した家庭は、前述の「赤ちゃんファーストギフト」と同時に申請することができます。

都外で生まれて都内に移住してきた場合や、都内在住で支給を受けていたものの都外に引っ越す場合など、ケースごとに手続きが必要です。

引用元
018サポート|東京都福祉局

神奈川県

次に、神奈川県の子育て支援制度の例を挙げます。

引用元
子育て支援|神奈川県

かながわ子育て応援パスポート

「かながわ子育て応援パスポート」は、神奈川県が発行する登録証です。協力施設に提示することにより、割引や景品の提供など、各施設が定めた優待サービスを受けることができます。

登録の対象は、県内在住の妊婦や小学生以下の子どもがいる家庭。協力施設は県内に3,300件以上あり(2025年11月時点)、子ども向け設備・子どもの食事に関する配慮・利用料金の割引など、施設ごとに幅広いサービスを提供しています。

引用元
かながわ子育て応援パスポート
事業の概要|かながわ子育て応援パスポート
検索結果一覧|かながわ子育て応援パスポート

埼玉県

つづいては、埼玉県の子育て支援の例です。

引用元
子育て支援情報|埼玉県

赤ちゃんの駅(誰でも自由におむつ替え等ができるスペース)

「赤ちゃんの駅」とは、自由におむつ替えや授乳をすることができるスペース。商業施設・スーパー・病院・駅など、県に登録した施設内にあります。

特に乳幼児がいる子育て家庭では、外出の際におむつ交換台付きのトイレや授乳場所がないと大変です。赤ちゃんの駅は、基本的に誰でも必要なときにすぐ使えるので、用事や買い物で外出している際に突然子どもがぐずり始めても、安心して対応できます。

引用元
赤ちゃんの駅(誰でも自由におむつ替え等ができるスペース)|埼玉県

千葉県

最後は、千葉県の子育て支援についてです。

引用元
子育て支援|千葉県

チーパス・スマイル

チーパス・スマイルとは、結婚・妊娠・出産・育児という各ステージで必要な情報を発信するために千葉県が開発した、オリジナルのサイトです。利用登録をするとより便利に使うことができ、LINEアプリでも利用できます。

また、チーパス・スマイルのサービスの一環として、子育て家庭への優待カード「チーパス」があります。交付の対象は、妊婦や18歳未満の子どもがいる千葉県内の家庭です。

神奈川県の「かながわ子育て応援パスポート」と同様、カードを協賛店で掲示すると、さまざまな子育て応援サービスを受けることができます。8,100店以上が登録されている(2025年11月時点)ので、ぜひ活用しましょう。

引用元
チーパス・スマイル|千葉県
チーパス・スマイル
子育て家庭優待カード「チーパス」って何?|チーパス・スマイル
協賛店検索一覧|チーパス・スマイル

一都三県の家賃はどれくらい違う?

一都三県の家賃はどれくらい違う?

ここまでは東京周辺一都三県の子育て支援に関する制度を見てきましたが、家賃にはどのくらいの差があるのでしょうか。全国賃貸管理ビジネス協会が行っている2025年10月の賃料の調査結果より、部屋数ごとにまとめました。

1部屋2部屋3部屋
東京都76,897円89,137円103,090円
神奈川県61,730円76,202円90,337円
埼玉県56,203円65,565円75,665円
千葉県55,603円60,050円73,076円

調査時期により若干変動する可能性がありますが、今回の結果では東京都が最も高く、千葉県が最も安いことがわかります。部屋数が増えるにつれ、どうしても家賃は上昇するので、予算をもとに、家族の人数や今後のライフプランも考慮して選びましょう。

引用元
全国家賃動向 2025年10月調査|全国賃貸管理ビジネス協会

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東京23区で子育てしやすいエリアは?

東京23区のなかでも、特に支援が手厚く育児をしやすい区はあるのでしょうか。ここでは、子育て家庭におすすめのエリアとして、港区・足立区・江戸川区の支援体制について解説します。

関連記事
【2025年版】東京都の子育て支援が手厚く子どもを育てやすい区は?数字で見る子育て支援ランキング 

港区|産後ケアや医療費助成が充実

港区は、妊娠期から出産時、産後の子育てまで、手厚い支援制度があることが特徴です。

「みなとプレママ応援事業」では、港区在住の妊婦全員を対象に保健所で面談を実施したうえで、商品券(1万円分)を配布したり、「出産応援ギフト」(5万円分)の申請を受け付けたりしています。

また、出産費用の助成も、出産育児一時金50万円(公的医療保険からの支給)とは別で最大31万円(多胎児の場合は別規定)受けられ、自己負担額を0または極力減らせる良心的な制度です。

ほかにも産後ケア事業や子どもの医療費の助成など幅広い支援を行っており、区内には公園や児童館といった子ども向けの施設も充実しています。

引用元
子育て・教育|港区
みなとプレママ応援事業(妊婦全員面接)|港区
出産・子育て応援事業|港区
出産費用の助成|港区
出産育児一時金等について|厚生労働省

足立区|教育費への支援が手厚い

足立区は、特に教育費に関して充実した支援を行っていることが特徴です。たとえば、小中学校に入学する際、入学準備金として子ども一人につき10万円が支給されます。

また、妊娠が判明して不安や悩みを抱える妊婦も多いことから、「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト」という名称で、妊娠した際に保健師や母子保健コーディネーターと面接し、必要なサービスなどの案内をするといった支援を受けられる制度も整備。産後の方でも利用でき、子育てへの不安に寄り添ってもらえます。

引用元
子育て・教育|足立区
小・中学校入学準備金のご案内|足立区
あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト|足立区

江戸川区|乳幼児のパパママへの経済的な支援が充実

江戸川区は、0歳児を持つ家庭が月額13,000円を最大12回受け取れる「乳児養育手当」や、子どもが2歳になっても育休できる(最大3歳の年度末まで)「長期育休支援制度」など、乳幼児を育てる保護者への経済的な支援体制が整っていることが特徴です。

また、「子どもと家庭のおとなりさん事業」という名称で、支援員が家庭を訪問して支援サービスを提供しています。内容は、乳幼児の世話回りの支援・家事支援・子どもの学習支援です。

そのほか、区内には大きな公園が複数あり、豊かな自然のなかでアウトドアレジャーも楽しめます。

引用元
子育て支援事業|江戸川区
乳児養育手当(ゼロ歳児)|江戸川区
2歳以降の長期育休支援制度|江戸川区
子どもと家庭のおとなりさん事業|江戸川区

支援や周辺環境を調べて子育てしやすいエリアを選ぼう!

支援や周辺環境を調べて子育てしやすいエリアを選ぼう!

都や県単位で見ても、さまざまな子育て支援事業が展開されています。さらに、同じ東京都内でも区ごとに独自の支援サービスを多岐にわたって実施しており、今回紹介したのはほんの一部です。

今住んでいる地域は子育てに向いている環境なのかをチェックしたり、他の地域と比較したりすることも大切。妊娠中の方、これから子どもを持ちたい方は、子育て中に経済面でも精神面でも安心して生活できるよう、自分たちに合った場所での暮らしを検討してください。

子育てしやすいエリアで家を探したいなら、不動産会社「アドキャスト」を利用してみてはいかがでしょうか。豊富な不動産情報と実績に基づき、専門家の視点から、物件探しのアドバイスやご提案をさせていただきます。

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